イタリック草書体とヴァリエーション 
経験要:最低3つの書体とイタリック体

一日講習会:10:30から17:30までです
昼休み:13:00-14:00





ルネッサンス時代に、はやったローマ法王庁書体より速い書き方を習得するために、イタリアのアッリーギが開発したテクニックを研究します。 後半の講習では、イタリック書体のいくつかのヴァリエーションに焦点をあてて学びます。


Ludovico Vicentino degli Arrighi
ルドヴィコ ・ヴィチェンティーノ ・デッリ ・アッリーギ (1475年?-1527年?) は、ルネサンス期イタリアの教皇筆記者および活字デザイナーでした。

1510年頃、彼はローマで書店員をしており、1513年からは使徒大公会の書記として雇用されました。彼の巧みな書体により、1522 年に「La Operina」と呼ばれ盛んになった書体で小冊子を出版しました。
これは、「斜体草書体」Chancery cursiveを紹介する 32 ページの最初の本でした。アッリーギ は 1524 年に、広く模倣されることとなった独自の斜体書体をデザインし印刷始めました。最後の印刷物は 1527 年ローマ略奪の直前であり、その際に彼はおそらく命を落としました。

アッリーギ の様々な書体と「ラ・オペリナ」は、20世紀に多くのデザイナーによって復活されました。

※イタリックの中級コースを今後受講される方は、必ず事前に、イタリック草書体とヴァリエーションのワークショップを受講して頂きます。

持参するもの:
ペン先(数種類)、インク、紙、方眼紙、一般的なカリグラフィー用具、定規とカッター。



HOME